弘善商会が米52キロ贈る
新型コロナウイルスの影響で試合ができない選手たちを支えようと、弘前市の弘善商会(齋藤徳親取締役社長)は1日、弘前市の社会人サッカーチーム・ブランデュー弘前FCに米52キロをプレゼントした。
同社はブランデューのサポーター企業であり、同チームの選手2人を従業員として受け入れているため、働きながらサッカーに励む選手たちを支援しようと企画。所属する26人に県産つがるロマンを2キロずつ贈った。
同日はブランデューの西澤雄貴代表取締役と選手3人が同社を訪れ、齋藤社長から米を受け取った。
齋藤社長は「お米を食べて逆境をはね返し、今シーズンは良い成績を収めてほしい」と激励した。西澤代表取締役は「プレゼントしてくれてうれしい限り。米を食べて夏場を乗り切り、リーグ優勝とJFL昇格を果たしたい」と感謝した。
弘前・弘善商会 さくら新電力 米をプレゼント
新型コロナウイルスの影響でアルバイトができずに収入が減少した学生を支援しようと、弘前市の弘善商会(齋藤徳親取締役社長)とさくら新電力(坂野泉代表取締役)は23日、市内に住む学生に米を2キロずつプレゼントした。
弘善商会の新入社員5人が主体となって企画。将来の地域の担い手となる学生を食を通じて支援するため、保存期間が長い米の配布を決め、200人分を用意した。
学生らは配布時刻前から弘善商会本社前に集まり、順次を受け取った。看護学校の学生は「奨学金と仕送りで生活しており、アルバイトが禁止されていたので、米がもらえて助かった」と笑顔で話した。
企画した弘善商会新入社員は「学生は食に困っていると思い、米の配布を企画した。学生の笑顔を見て、やったかいがあったと思うし、うれしかった」と話した。